身元保証人がいない状態で社会生活を送る不利

「身元保証人」とは、個人が社会生活を送るに当たって身分を保障するようなものではなく、労働状況にある者が何らかの債務を負った場合に、その債務を肩代わりする責任を持った人を言います。

そのため借金の保証人と混同されることがありますが、厳密には違います。身元保証人がいない状態で、社会生活を送るにはどのような支障が現れるのでしょうか。まず、就職の問題が出てきます。

就きたい職業によっては、個人が債務を負担しなくてはいけなくなる現場もあるでしょう。そうした時に、その債務を保証してくれる人間がいないことには、就職しようとする個人自体が信頼されないことになります。身元保証人は「その個人が会社に損害を与えない」ということを証明してくれる大切な存在なのです。

また引っ越しをする場合に身元保証人がいないと、賃貸業者の規定で物件を借り入れることができなくなるなど、生活に支障が出てしまう人もいます。独身者が増えた現代では、いわゆる「おひとりさま」状態で老齢になってしまった人に介護が必要になり、介護施設に入居しなくてはならなくなっても、保証人がいないからと断られるケースもあるのです。

そうして介護難民になってしまう高齢者は社会問題になっています。このように、身元保証人とは日常生活を送る上で私たちを影からサポートしてくれる大切な人物なのです。そんな人に恵まれないと、仕事や住宅問題など、様々な問題に見舞われることになるのです。

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